シンポジウム「21世紀の社会における学協会への期待」 ―「日本化学連合」創設に向けて― |
主催: | 日本化学連合創設準備委員会 |
共催: | 日本学術会議・化学技術戦略推進機構 |
日時: | 2007年1月23日(火)、13:00-19:00 |
会場: | 化学会館(千代田区神田駿河台1-5) |
趣旨: | グローバリゼーションの時代を迎えて、地球的な課題への認識が深まるとともに、 |
化学に関連する科学・技術に対して、単なる応用、技術開発を超えた寄与が期待されるようになってきました。あらゆる物質・エネルギー循環に責任をもった発言ができるのは化学者および化学技術者です。日本社会の啓発、世界的な課題への正しい取り組み方の提案、などの役割の果たせる化学者集団の構築が必要になってきています。すなわち、先端的な専門性がますます重視される一方、社会の期待に応える俯瞰的な化学を育てる必要にもせまられていることになります。そのためにまずは、現存する多数の化学関連学協会が連携して、時代の要請に応えられるように、より高い水準の貢献ができる体制をつくることが必要であると考えました。本シンポジウムは、その第一歩として企画し、各界の方々に講演をお願いしました。講師、参加者を含めて、活発なご議論をお願いいたします。 | |
・挨拶 | 岩村 秀(日本化学連合創設準備委員会委員長) |
・講師 | (講演順)(講演40分) |
1. | 安部明廣(東京工芸大大学院工学研究科教授) | |
地球における循環を解き明かすための総合化学をいかに構築するか: | ||
「社会のための科学」への戦略的アプローチ | ||
2. | 有本建男(科学技術推進機構社会技術開発センター長) | |
科学・イノベーション・社会ー学協会への期待 | ||
3. | 岩澤康裕(東京大学大学院理学系研究科教授) | |
大学・大学院の教育と人材育成:国、産業界、学協会に望むこと | ||
4. | 染宮昭義(化学技術戦略推進機構常務理事) | |
日本化学連合(仮称)への産業界からの期待 | ||
5. | 元村有希子(毎日新聞科学環境部記者) | |
壁をこわそう | ||
・懇親会(17:00-19:00) |
参加費: | 無料(懇親会参加者は1,000円) |
申込方法: | 当日会場にて申込可能ですが、@氏名、A所属・役職、B連絡先(〒、住所、電話番号、FAX番号、e-mail)、を明記し、事前にe-mailで下記あてお申し込み下さい。 |
申込先: | 〒101-8307千代田区神田駿河台1-5(社)日本化学会企画部 電話:東京(03)3292-6163、 FAX:東京(03)3292-6318 e-mail: sangyo@chemistry.or.jp ) |