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日本化学会年会特別公開シンポジウム
「サステイナブル資源・物質戦略」
----Sustainability Technology (ST)を保証する“ナノ化学空間”---

 主 催: 日本化学連合・日本化学会・科学技術振興機構
後援予定: 文部科学省、経済産業省
 日 時: 2009年3月29日(日)、13:00-16:40
 会 場: 日本大学・理工学部(千葉県船橋市。日本化学会年会会場)
 参加費: 無料。直接会場にお越し下さい。一般の方々の参加を歓迎します。
 趣 旨: ナノテクノロジーは今後のSustainability Technology (ST)を保証する革新的技術と
  して重点的な研究推進が図られるべきである。しかし、ナノテクノロジーと化学を真正面から結び付けて両者の関係を検討した例はあまりない。日本化学連合では「ナノテクノロジーと化学についての検討会」を発足させ、新しいコンセプト:Sustainability Technology (ST)を保証するイノベイティブ「ナノ化学空間」を作り上げ、「元素戦略」を補完し革新的ナノテク機能を創出・発展させる施策として、我が国の今後の「資源・材料戦略」の大きな柱として、提案書の形にまとめ文部科学省に提出した。その内容は今後の環境・エネルギー・資源問題への対応も含め、化学の原理に基づいて、従来の研究の延長線上でない革新的・挑戦的課題に、ナノテクノロジーとサイエンスから大胆に挑戦していくものである。「ナノ化学空間」は、秩序空間、無機有機複合空間、表面・界面、超分子・巨大分子、集積構造体、蛋白、バイオマテリアル、遺伝子、天然物分子などを含み、それらの合成、機能化、反応、解析などを通してSTを保証するイノベイティブなナノテクノロジーが想定される。
プログラム
13:00-13:05 ・開会挨拶 御園生誠(日本化学連合会長)
13:05-13:15 ・趣旨説明 岩澤康裕(日本化学会筆頭副会長・東大院理)
13:15-13:40 「ナノテクノロジー・材料分野における文部科学省の施策と化学への期待」
山下 洋(文部科学省 ナノテクノロジー・材料開発推進室長)
13:40-14:05 「経済産業省の化学分野におけるナノテク関連技術開発」
福田敦史(経済産業省 機能性化学品室長)
14:05-14:40 「自己組織化空間の創造化学」
藤田 誠(東大院工)
14:40-15:15 「ナノ化学空間を利用した動く高分子ネットワーク」
伊藤耕三(東大院新領域)
15:25-16:00 「次世代型高次機能性ナノ金属錯体:分子性量子磁石から巨大三次非線形光学効果まで」
山下正廣(東北大院理)
16:00-16:35 「企業におけるサステイナブル資源・材料戦略」
今成 真(JST)
16:35-16:40 ・閉会挨拶 澤田 嗣郎(日本化学会副会長)

申込先: 日本化学連合事務局 石田 裕 
〒101-0062千代田区神田駿河台1-5 化学会館3F
電話:03-3292-6010、FAX:03-3292-6319、e-mail:ishida@jucst.org